研究成果

研究成果は大きく2種類に分けてあります。

  • 理論編
  • 実践編(学習指導案、授業記録など)

 


【理 論 編】

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「社会参画」力の醸成をめざした社会科ニューメディア学習の開発  (吉田正生)
「社会参画」力の育成、これを中核に置こうとする場合、社会科のカリキュラム・授業はどう構成すればよいのか。本論はMedia Matters にあるニューメディア学習を検討することによって、授業構成を学習指導略案レベルで提案しようとするものである。

 ※ 本論文は、2012年6月に書き上げている。学会誌には発表していない。
社会参画(メディア学習)英国教科書の検討.pdf
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小学校社会科「社会参画学習」の授業プラン   (吉田正生)
本論は、以下のような構成になっている。
 まず「社会参画学習」と従来からある「社会問題科」との異同について論ずる(Ⅰ)。次に「社会参画学習」の基底にある社会的役割論及び「公−共−商−私」という社会の四圏域論について述べる(Ⅱ)。その後、障がい者福祉にどう取り組むかを取り扱った小学校6年生の授業プラン「なずな に学び、なずなを助ける」(政治学習)を「社会参画学習」の授業モデルとともに示す(Ⅲ)。最後に、今後の課題について論ずる(おわりに)。
※ 本論文は、社会系教科教育学会『社会系教科教育研究』(第24号)に掲載された。書き上げたのは2013年6月である。
社会参画学習(なずな決定版).pdf
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  ※ 吉田のゼミ生だった清家千尋が、ボランティアサークル「なずな」をとりあげ、ま  

   ちづくり学習(政治学習)の卒業論文を仕上げた。吉田の上記の論文は、教材研究の

   過半を清家のものに負っている。但し、吉田も独自で、当時の「なずな」のメンバー

   にインタビューを行ったり、春日部市の福祉政策を調べたりしている。

    学会誌の性格上、授業プランが十分に示し切れていない。資料等も含めたより詳し

   いプランは、吉田の講義テキスト 『Let's Do 社会科』に掲載されている。


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授業書「明治政府の国づくり・国民づくり」の開発-美術政策・音楽政策の視点からー
要旨は、次のような文章で始めている:「本論は、明治期の国民国家形成について、生徒の認識を拡大・深化できる「授業書」(中学校社会科歴史用)を開発することをねらいとしている。ここでいう認識の拡大・深化とは、文化、なかんずく音楽・美術を国民国家の形成と結びつけて見ることのできる視点を育成することを意味している」。
 だが、この論文には表には出ていないが「社会参画学習」を歴史学習に適用してみようという狙いがある。これをもっと前面に出すように、授業書を一年ほどたったら改善してみたい。
授業書づくり(ネット用)_日本画_2017.pdf
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【実践編】

<小学校>

第4学年

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「ごみのしょりと利用―食品ロスとわたしたち―」(小4)
社会参画学習論に立ち、「ごみの学習」の指導案を作成した。しかし、次に見るように目標の中にそれは明確に示されていない。
思考・判断目標:①ごみ処理と利用に関わる対策や事業について、学習問題や予想を考え記述している。②地域社会のよりよいごみの処理や利用について、諸機関の工夫や努力、地域住民の協力体制やきまりの意味を考え、自分の生活と関連させて考え表現している。
ごみの処理と利用(統合編).pdf
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「地震からくらしを守る」(小4)
「安全なくらしを支える」に当たります。普通は、「火事」(消防署)と「交通事故」(警察)がとりあげられるのですが、あえて 地震が来た場合にどうするのか、自分たちのくらしはだれがどんなふうに守ってくれるのか、自分たちは普段からどんな地域づくりに心掛けるべきなのか、といった地域コミュイニティの一員としての実践的知識の習得を図る授業を試みました。
20170506 地震からくらしを守る (3).pdf
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第4学年「くらしを支える水」
越谷市立城ノ上小学校における教育実習で、この学習指導案に基づいて、金野崇君(平成29年度4年生)が実際に社会参画学習を展開しました。わたしたちのくらしを支える水はどうやって供給されているのかという小単元から、「地球温暖化」の問題に入っています。跳び方が大きすぎるのが問題ですが、チャレンジ精神に富んだものです。
第4学年「くらしをささえる水」.pdf
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小4単元「のこしたいもの つたえたいもの:南越谷阿波踊り祭」
本単元は、地域に継承されている文化財や年中行事を取り上げ、地域の発展や人々の結束などへの願いが込められていることを考え、地域の一員としての自覚を高めることをねらいとしたものである。今回は年中行事の中でも児童にとって身近に感じられる祭りについて取り上げることとし、教材を南越谷の阿波踊り祭りとした。
小4_指導案(のこしたいもの つたえたいもの:南越谷阿波踊り祭り).pdf
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資料1(今日の立場から:振興会)
越谷の阿波踊り祭は、ある企業の社長が大きな祭のない南越谷の振興を図ろうとして、自分の故郷徳島の阿波踊りを取り入れた祭を始めたことに由来する。こうした事情を聴きとって簡単な授業資料としたものである。
阿波踊り資料_(共・振興会).pdf
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資料2:越谷市役所からの聞き取り
この指導案を作成した学生たちが、実際に越谷市役所に行って聞き取ってきたものを子ども向けに作ったものである。
阿波踊り_資料(公・市役所インタビュー).pdf
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資料3:「商店会」関係(他市と比較)
南越谷商店街などの「商店会は、阿波踊り祭のために何ができるかを考えさせるためのヒント史料である。
阿波踊り_資料(商=お金について) - コピー.pdf
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資料4:インタビューシート
振興会で、どのように聞き取りを進めたらよいか、わかるようにしてある「インタビューシート」である。
阿波踊り_インタビュー用紙(対=振興会).pdf
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資料5:ジグソー学習を進めるための手引〔ワークシート)
小4生に、ジグソー学習をスムーズに進めさせるためのワークシートである。
学生たち苦心の作である。
阿波踊り_ジグソー(ワークシート).pdf
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第5学年

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「町の人にやさしい情報社会は?」(小5,15時間扱い)
次のような目標である。
 日本では情報化と高齢化が進んでいることを知り,地域の情報産業の取組と社会の情報化の様子を調べることを通して,公-共-商-私の立場で,情報弱者といわれるお年寄りにも配慮した情報通信技術を活用した町づくりを考えることができる。
3 本松_小5.pdf
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災害復興を実現する政治 ― 考えよう!みんなにとって公平でよりよい復興 ―
政治を補完して,よりよい国民生活の安定と向上を図るには,さまざまな立場の人々の取組が不可欠であることを考えさせたい。しかし,復興に関わる内容で実際に児童に参加行動まで具体的に行わせることは難しい。そこで,吉田正生の「社会参画学習」論を基に,児童がよりよい社会の形成に参画する力を育成するようにする。そして,吉田の「社会参画学習」論を用いて,よりよい復興についての方策を考えた後,よりよい復興を実現するための社会のあり方について考えることができるようにする。
これによって,公-共-商-私それぞれのアクターが復興について何ができるかを児童に考えさせようとするものである。
4 笹岡_小6.pdf
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<中学校>

地理的分野

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「日本の人口問題」(中学地理)   中村雅美(北海道東神楽町立東神楽中学校)
目標(一部)
人口減少社会の影響をできるだけ小さくするために「公‐共‐商‐私」それぞれのアクターが何ができるか・すべきかを考えることができる。
「社会参画学習」論に基づく日本の人口問題の授業開発(中村).pdf
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 中村指導案の資料(一部)

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北海道広報 2016年1月号(nakamura ).pdf
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公民的分野

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「日本の人口問題」(中学公民)  中村雅美(東神楽町立東神楽中学校)
地理的分野で作成したものは東神楽町の人口減少をどうやって食い止めるかというところに力点が置かれていた。公民的分野のものは、河合雅司『未来の年表』(講談社、2017年)の次の私的を深く受け止めて単元構想をしたものである。河合は次のように言う――「数年後には、東京を含めたすべての自治体で人口が減る。日本が消えてなくなるかもしれないといわれているときに、一部の自治体の人口が増えただの、減っただのと一喜一憂している場合ではない。もっと、日本全体の人口減少を見据えた長期的政策を考えるべきである。」(p.4).
nakamura指導案「社会参画学習」論に基づく日本の人口問題の授業開発.pdf
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