太宰府‐九州博物館‐吉野ヶ里‐長崎(グラバー邸・出島)
2月26日(日)から28日(火)まで2泊3日で、9人の学生たちと 旅行をしてみて、つくづく思いました。いい学生たちだったんだと。
私に気づかいをしてくれて、決して私を一人にしないようにいつも誰かがそばにいてくれるようにしてくれていました。それも女子学生ばかり。したがって、私は男子学生と話すことだけに気をつかっていればいいという状態で、とても気が楽でした。
さて、吉野ケ里遺跡は勉強になりました。ガイドの方の説明がわかりやすいし、アカデミックでした。吉野ヶ里遺跡は、卑弥呼の本拠地だったんじゃないかと勝手に夢を膨らませていた私ですが、ガイドの方の説明を聞いて妄想だということがよくわかりました。吉野ヶ里遺跡は卑弥呼の時代の日本列島先進地域の様子を良くあらわすものであるけれど、卑弥呼と直接結びつけるのは難しいとのことでした。
学生たちが、この旅行以前に自主的に社P活動で頑張っていて、体力を落としており、具合悪くなる者が数名いたのが、反省点でした。果たして、この時期がゼミ卒業旅行としてベストなのか。
でも、楽しく有意義な旅行でした。ありがとう。
当たり前ですが、この学年にもいろんな学生がいました。
私は生まれ変わるなどということを信じていませんが、それでも時々前世に出会っていたのではないか、と思ってしまうような人がいます。この学年にはそんな学生がいました。
話が上手で相手の気をそらさない学生、会うといつでも気持ちが落ち着く学生。力があるのになぜか大事な時に失敗してしまう学生……。卒論についていろいろ相談に乗る中で、彼らの歩いて来た道が、ほんの少しですが、見えることもありました。
4月からは、それぞれの道を歩いていくことになります。私自身の年齢からすると、彼らの歩みをみていられる時間はそんなに長くはないでしょう。「艱難、汝を玉にす」を座右の銘にして強く生きてほしいものです。
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