最近の出来事

シンポジウムのお知らせ

 少し先の話ですが、9月8日(土)にシンポジウムをやる予定です。下に、ポスター(候補)を掲げておきます。

 社会科をどうしよう、このままでは、小学校にしっかりした社会科授業が出来る教員がいなくなってしまうという危機感から計画しました。

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9月8日(土)_シンポジウムポスター
小学校社会科授業から中学校の全分野について提言をします。シンポジウムは午後からですが、午前中に初任で社会科研究校に行き、大いに鍛えられた本ゼミ卒業生に貴重な経験を語ってもらいます。
シンポポスター3.pdf
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川越巡検に行きました

 みなさんは、NHKの人気番組「ブラタモリ」を知っているでしょうか。土曜日19:30からの45分番組です。7月14日と21日は2回に亘って、「関門海峡」が取り上げられていました。

 埼玉県の川越市もずいぶん前に取り上げられたようです。残念ながら、筆者(吉田)は見ていませんでした。この川越編の時のガイドをやってタモリを案内したのが、筆者のゼミの先輩、松尾鉄城氏でした。

 そこで、松尾さんにゼミ生を連れて行くから、巡検の案内をしてくださいとお願いしました。快諾してくれました。

 筆者も川越は好きで何度も行っていますが、一人で漠然と歩いているだけではわからないようなことを随分教えてもらいました。学生ばかりでなく、筆者にとっても勉強になりました。

来年度のゼミ生は、こんな卒論を書きたいと思っています

 平成三十年度四月から三年生になる社会専修学生たちのゼミ所属が12月に決まりました。昨年度(平成28年度)、我がゼミを希望したのはわずか2名でしたが、今年度(平成29年度)は15名でした。全員を採るということはできませんでしたから、12名にまで絞らせてもらいました。

 この人数だと、3年生になってから卒論指導をやっていたのでは間に合いません。そこで、暮れに、何をやりたいか書いてもらいました。未だ、詰めなくてはいけないものもありますが、思った以上に「社会科教育研究」の内容がわかっている学生が入ってくれたようで安心しました。何より、やる気が窺えるのが好ましい、そんな学生たちです。

 

こんな卒論を書きたい!!

 

 「ネット社会における情報活用能力の育成をめざした社会科授業の開発」

 

 青 木  一 樹

  なぜ、こうしたテーマに取り組みたいのか。一言でいえば、社会のネット化が進み、小学生もそのなかを生き抜くための力が必要とされているからである。

 近年ネット環境が普及してきていて、社会全体がネットと関わる時代になっている。スマートフォン等の利便性の高い商品が開発されることにより、SNSが普及し情報伝達速度が激増した。それは、子どもたちにも関わりがある。今や小学生でもスマートフォンを持つ時代だからである。

 したがって、小学生のうちから、ネットのメリット・デメリットを知り自分自身で正しい情報を読み取ることのできる能力を身に付ける必要がある。そこで、小学校5年生にある情報単元の学習の中にネット社会について本格的に学ぶ内容を取り入れてはどうかと考えた。小学校の授業を見学したときに、実際に小学生の口から「インスタ」「2ちゃんねる」などといった言葉が飛び出しており、驚かされた。

 このことから、卒論において現代のネット環境の問題と、過去の歴史にあった情報活用の仕方を取り上げ、それらを結びつけた授業開発に取り組みたい。


第二次世界大戦を教材として

 

大嶋 拓充

 私は小学校六年生の歴史的分野における戦争(特に第二次世界大戦)を卒論のテーマにしたい。この内容を取り扱った際に自分は子どもたちに学問的知識の他に、なにを学ばせることができるのかを考えていきたい。それを卒論のテーマにしたい。

 このテーマを選んだのは、祖父と茨城県の予科練平和記念館を訪れたのが大きなきっかけとなった。私よりも年が若い少年たちが自ら志願し、入隊して戦地に赴き、戦争で命を落としたことを知り、衝撃を受けた。そこから、日本という一つの国から戦争の歴史を見るより、その戦時下で生きた人々にこそ目を向け、戦争について考えていくことの方が大切なのではないかという考えを持つことができた。

 私は歴史的知識を学ぶだけでなく、この事実から子どもたちに多くのことを感じ、考えてほしい。そのためには教員はどのような学習を進めていけば良いのか、そして子どもたちがこの学習を通じてどのようなことを考え成長していくことができるかを、これからのゼミで考えを深め卒論を書いていきたい。


集団意識の育成について

川畑健三

 まだ漠然としていますが、私はこのゼミで、集団意識の育成を図る公民科の授業についての卒論を書こうと思っています。

 

私は中学時代、学級委員として自分のクラスだけでなく、およそ150人近くの学年全体をより良くするために活動してきました。その中には、私たちの方針に背いて自分勝手な行動や言動で和を乱す者も多くいました。私の考え方が未熟だったこともあり、集団をより良い方向へ持っていくなどまず不可能だと、ほとんど諦めていました。

しかし、それではいけないと思うのです。義務教育という、社会に出るための準備期間の間に、自分が集団の中でどのような役割を果たし、また自分にはできない役割を果たしてくれる他人のためにどのように行動するのかをしっかりと自分の頭で考える必要があると思っています。そのために、中学校社会科において最後に学ぶ公民科の授業で、上述したような「集団意識」の育成を図る授業について、研究していきたいと思っています。どの単元を取り扱うかは未定ですが、子どもたちにとって比較的身近な地方自治などを取り上げたいと思っています。またこの授業を、小学生向けに行うか中学生向けに行うかについても、検討している段階です。


地域の伝統・文化、いまを通して社会参画力を育成する授業

 

                            

 

 金田一真

  私は地域の伝統・文化、そしていまを通して社会参画力を育成する授業開発をテーマとした卒業論文を作成したいと考えています。伝統・文化に直に触れて地域を知り、そこで愛着や誇りを抱かせ、将来社会に進出する際に自分の考えに自信を持って行動できる児童を育てたいと考えるためです。

 

 私がこのテーマを設定した理由には、故郷を離れ見つめ直す機会が持てたこと、そして私にとって最も身近な社会問題である原発問題の存在があります。前者は地域の良さを再確認する良い機会でしたが、同時に地方の未来に不安を感じたきっかけでもあります。後者は私たちも被害を受けた問題であり、考えていくべきものですが、それ以上に重要なのはこの問題がこれからの世代に継承させなければならないものだということです。

 地域の未来を担い、私たちが残す問題を背負っていく子どもたちにとって必要な能力とは何かを考え出す。私はそれが社会参画力だと考えました。地方での過疎やそれを後押しする少子高齢化など、深刻化し続けるものに対して従来の方法で対応しても効果はありません。問題を解決しようとする主体性こそが必要であり、それを身につけるための社会参画力の育成を目指そうと考えています。


教育格差について

佐藤 陽

 私は卒業論文において、教育格差を取り上げていきたいと考えている。教育に関する講義で日本の教育格差が拡大しているという話題が何度か挙げられることがあった。日本は世界全体から見ると先進国であると考えられていることが多いが、現状に目を向けてみると、家庭の経済的な関係で教育を十分に受けることができない生徒が多数存在する。

 また日本においては「教育費の自己負担」が当たり前とされており、教育の機会が平等ではない。

 これらは、平和な日本であるから目立つことのない問題であるが、将来就職やその後の生活に大きく影響を与える問題である。それが原因で児童や生徒の進路や職業選択の幅を狭めてしまう可能性が大きいからである。

 このような児童生徒の人生に大きな影響を与える問題を、授業を通してを学習する必要がある。

 その際には「江戸時代と明治時代の教育制度」を教材としたい。「教育格差」という避けて通れない問題に対してどのように立ち向かうことができるかを児童生徒に考えさせたいと思っている。


批判的思考力と判断力の育成を

篠崎真帆

 

私はこのゼミで批判的能力・判断能力の育成をテーマに、授業作り、卒論を書きたいと考えています。

 私は部活動で部長に就いた経験が何度もあります。その中で、部活をより良くしたいと現状に満足することなく、様々な改変をしてきました。そのときに大事だったのは、現状を批判的に見ることと、様々な意見をみんなから聞き出し、どれが適切か判断する力でした。ですから、児童にも今の生活や現状に満足するのではなく、自分自身でより良いものを目指す力を付けて欲しいと考えています。

 学級の児童には相手の話を良く聞き、頭から否定するのではなく、一度はその意見を受け入れる心を持って欲しいと考えています。しかし、それと同時に批判的に見て、相手の意見を尊重しつつも、自分の意見をしっかり持ち、自分たちに必要なことは何なのか、やりたいことは何なのか、対話によって、より良いものを目指すことのできる児童を育てたいと思い、このテーマにしました。


世界と日本の教育

鈴木かれん

 

 私は高校生の時から世界史が好きでした。社会専修に入学したのもそれが理由です。そこで卒論は世界史、世界に関連させて書きたいと思っていました。

 世界史ゼミでなく、社会科教育の吉田ゼミに入ったので、どのような授業づくりをするか見つけることが私の課題となりました。

 いろいろ考えた結果、卒論は世界の教育を見ることで、日本の教育を見つめ直すというものにしようと思いました。世界には、日本とは違った制度で教育体制が敷かれていて、その中にはまた違った文化の中での教育が存在すると思います。日本の様々な教育のあり方を見ることも大切です。しかし、世界を見ることで日本の改善すべき点や、またこれからも発展して伸ばし続けていくことを見つけられるんじゃないかと私は考えます。

 以上のことが私のテーマ設定の理由です。今はまだ世界と広い範囲ですが研究する上で、何カ国かピックアップして取り組んでいこうと思っています。


防災学習について

田中智久

 

私は、自然災害を媒体として活用し、身の回りについて考える力を伸ばす授業について考えています。

 その理由は、2015年の関東・東北豪雨によって自分の住んでいる地域が甚大な被害にあったからです。避難所での生活を強いられる友人もおり、水が引いた後でも見たことのない光景が広がっていました。町は土砂によって茶色に染められ、通行禁止の道路もありました。

 しかし、一連の水害の中で1番驚いたことは市役所の浸水です。なぜなら、当市役所は建て替えから1年未満であったからです。鬼怒川は何度も氾濫している歴史があり、近くの小貝川も氾濫を繰り返している河川です。このことが記録としてあるにも関わらず、対応策を講じないまま建て替えが行われ、市役所の機能・救援にきた自衛隊車両までもが停止しました。

 この時に私は、災害が時間によって忘れられてしまう恐ろしさを感じました。この関東・東北豪雨も数十年後には単なる文字として扱われ、同じ被害が生まれてしまうかもしれません。このようなことを回避するためにも、自分の身の回りについて考える力を伸ばすことが重要だと考えています。


持続可能な社会づくりを通して社会参画力を育成する授業開発

萩原隆斗

 

 私は持続可能な社会づくりを通して社会参画力を育成する授業開発をテーマに卒業論文を作成したいと考えています。限りある資源に向き合い、より良い社会を創るために自分ができることについて考え行動できる児童を育てたいと考えるためです。

 

次にテーマについての説明です。社会参画力を子どもたちに育んでもらうことを目的としています。今の子どもたちやこれから誕生する子どもたちが社会の参画者となったとき、現在以上に資源の問題に直面するのだと思われます。問題の解決を実現するためには、参画者がより良い社会を創ろうとする態度と行動が必要だと考えます。

 最後にテーマ設定の理由についてです。より社会参画力の育成を目的とした授業を開発することが必要だと考えたためです。私は社会参画者となる子どもたちにどのような力を身につけさせるために授業を行うのか考えながら卒業論文を執筆したいと考えています。また、特に持続可能な社会づくりに関連した授業を研究し開発することで、社会参画力の育成を目指そうと考えています。


共生する力を育む授業の開発 ~グローバル化が進む社会のなかで~

堀井良晃

 

私は卒業論文で、外国人居住者の増加を捉え、そこから価値観の多様性を受け入れることができる子供を育てる授業を開発したいと考えている。

 テーマの設定理由は、二つある。いずれも自分自身の経験に基づくものである。

一つ目は、地域の特色や変化を捉えることができるからである。私の住む町では外国人が増加しており地域の様子に変化がみられる。私が通っていた小・中学校も外国人が多く在籍していた。このように町の特色を捉えることは、地域について考える力を養うことにつながると考える。また、グローバル化を身近に捉えることができる。

二つ目に、相手を受け入れて行動する姿勢を育てたいからだ。外国人の増加で違う価値観を持つ人と共存していくことになる。私が小学生だった頃、クラスの外国人をあまりよく受け入れないという風潮があった。しかし、子供にはどのような相手にでもそのような差別的な考えを持ってほしくない。自分とは違うからと突き放すのではなく、どうすれば共に生きていけるのかを自分たちで考えて行動できるようになってほしいのである。

 このように、社会に出て様々な考えをもった人と出会った時に、どうすればいいのかということを身近な環境から考えさせたい。


価値選択力の育成をめざした社会科人物学習の開発

松木今日子

 

私は吉田ゼミで、歴史上の人物の生き方や価値観を学習することを通じて、これからの社会にはどのような生き方や価値観が必要か、ということを児童に考えさせる授業を考えたいと考えています。

 

なぜこのテーマで卒論を書きたいのか、理由は2つあります。

まず1つ目は、小学校の社会科の時間がつまらないものであったからです。私は、小学校の社会科を受けていた際、特に歴史を学んでいた時、昔の人物や事件について学んで、どのような意義があるのだろうか、ただ覚えて知るだけで何か身になるものだろうか、と疑問を抱いたからです。

2つ目は、社会科が児童の公民的資質を育成することの出来る教科だからです。これからの日本を担う存在として、自らの意見や考え方、その判断基準を学び将来に役立つスキルを身につけさせたいと考えました。それは、歴史上の人物の生き方や価値観を学び、それらを自らに照らし合わせ考えさせることで達成できる事だと考えました。

 

以上のことから、このテーマで卒論を書きたいと考えています。


自立力の育成を図る公民科の授業

和田美貴

 

私が現時点で、卒論で書きたいと思っているテーマは「自立力の育成を図る公民科の授業」です。自立とは自分一人でしっかりと物事を考え、自分の行動に対して最後まで責任を持つことを言います。

 

  なぜこのテーマで書こうと思ったのかを簡単に述べると、私自身がとても流されやすい人間だからです。私は、何かクラスや集団で話し合いをしたときなどに、周りの人の意見の方がすべて正しいと思っていて、人の意見に合わせてしまうことが多かったです。こうして人に頼ってきた分、考える力が他の人より欠けていると今でも思います。

  この経験を生かし、何が正しい、間違っているではなくそれぞれ一人一人が一つのことについて「それで大丈夫なのか?」「もっと良くならないのか?」とより深く考え、社会の一員としての自覚を持ち、その先を考えていくということが大事だと思います。そのために、まだ確定ではありませんが、実際に公民科の授業の中で男女平等や差別などの、いくつかの現代の問題を取り扱っていき、最終的には、私たちは今後それを解決していくためにどう行動していけば良いのだろう?と考える力(=自立力)を児童や生徒が自然とつけられるような授業を開発したいと思っています。




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卒業生の晴れ姿を
埼玉県は、来年度の全国小学校社会科研究協議会の会場になります。それに備えて、今年度10月から11月にかけて、3つの小学校で「プレ埼玉大会」が行われました。その会場校に内のゼミ卒業生が配属されました。まだまだ若くて、他の先生方の足を引っ張っているのかもしれませんが、後輩たちは喜んで授業参観に行きました。その時に、やる気のあるに2年生も、一緒に行ってくれました。ダウンロードできるようにしていた者は、2年生が書いてくれたものです。
本町小(研究授業)堀井_吉田済.pdf
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来年度の研究会について

 来年度の9月、第1土曜日あたりに卒業生、ベテランの先生方を発表者にして、大々的に研究会を行うという構想を建てました。

 この3月に卒業した岩井君と渡部さんは、見込まれてなのか、来年度埼玉県が行う全国社会科研究会の会場校に4月から勤め始めました。彼らに、その取り組みについて話してもらい、私と何人かのベテラン教員が社会科を改善するにはどうしたらよいかというテーマで提言をする。さらに、「だるまづくりにチャレンジ」というワークショップコーナーを設ける、というのが大筋です。

 ゼミ生の働きに期待しなくてはいけません。 (平成29年9月10日、吉田記)

2017年度 第2回シャベッセ(兼研究会)

 8月4日と5日に、今年度第2回目のシャベッセを行いました。

 4日は、北海道上川郡東神楽町立東神楽中学校の中村雅美先生が、「日本の人口問題」(中学校公民)の模擬授業を、5日は吉田が「ウソアニアに倣って、明治日本の美術政策を!」(中学校歴史)という模擬授業を行いました。

2017年度 第1回シャベッセ

 13時から始める

今日は、社会専修の季節外れの運動会

 社会専修の縦のつながりをもっと強くしようと、3年生が、この季節外れの時期に運動会を企画しました。

乗りの言い4年生、企画の中心になって動いた3年生が、いろんな面で力を見せてくれました。

 プログラムの最初が、ゼミ対抗ダンス大会でした。わがゼミに割り振られた曲は「アナ雪」の「ありのまま」。練習を見ているときは、ちょっとと思っていたのですが、本番では意外に好評を博し、優勝できました。平ゼミの方が、個人的にはよい出来と思ったのですが、平先生が自ゼミに辛くつけられたので、こういう結果になってしまいました。でも、おめでとう!!!!

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祝、新ホームページの船出

思った以上に時間がかかりましたが、ようやくホームページをグーグルに登録することができました。但し、変なコンテンツがあると認められず、グーグールからクレイムだか注意だかのメールがやって来るそうです。

ホームページが、この平成28年度卒業生の卒業に間に合ったというのも、何かの縁かもしれません。今日は彼らが開いてくれる謝恩会の日でもあります。

ゼミ独自のポロシャツもできました。これは3年生の力が大きかった。

 

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卒業旅行(北九州 with平成28年度卒業生)

太宰府‐九州博物館‐吉野ヶ里‐長崎(グラバー邸・出島)

2月26日(日)から28日(火)まで2泊3日で、9人の学生たちと 旅行をしてみて、つくづく思いました。いい学生たちだったんだと。

私に気づかいをしてくれて、決して私を一人にしないようにいつも誰かがそばにいてくれるようにしてくれていました。それも女子学生ばかり。したがって、私は男子学生と話すことだけに気をつかっていればいいという状態で、とても気が楽でした。

  

 さて、吉野ケ里遺跡は勉強になりました。ガイドの方の説明がわかりやすいし、アカデミックでした。吉野ヶ里遺跡は、卑弥呼の本拠地だったんじゃないかと勝手に夢を膨らませていた私ですが、ガイドの方の説明を聞いて妄想だということがよくわかりました。吉野ヶ里遺跡は卑弥呼の時代の日本列島先進地域の様子を良くあらわすものであるけれど、卑弥呼と直接結びつけるのは難しいとのことでした。

 

 学生たちが、この旅行以前に自主的に社P活動で頑張っていて、体力を落としており、具合悪くなる者が数名いたのが、反省点でした。果たして、この時期がゼミ卒業旅行としてベストなのか。

 

 でも、楽しく有意義な旅行でした。ありがとう。

当たり前ですが、この学年にもいろんな学生がいました。

 私は生まれ変わるなどということを信じていませんが、それでも時々前世に出会っていたのではないか、と思ってしまうような人がいます。この学年にはそんな学生がいました。

 話が上手で相手の気をそらさない学生、会うといつでも気持ちが落ち着く学生。力があるのになぜか大事な時に失敗してしまう学生……。卒論についていろいろ相談に乗る中で、彼らの歩いて来た道が、ほんの少しですが、見えることもありました。

 4月からは、それぞれの道を歩いていくことになります。私自身の年齢からすると、彼らの歩みをみていられる時間はそんなに長くはないでしょう。「艱難、汝を玉にす」を座右の銘にして強く生きてほしいものです。


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平成28年度第2回卒論発表会

例年通り、第2回目の発表会は、一人ひとりに、自分の作成した学習指導案に基づいて模擬授業をやってもらいました。

 

 一人、20分。

 

 ゼミの2年生と3年生が、子ども役をやります。ビデオカメラで記録している者もいます。

 

 驚いたのは、ほとんどの4年生が笑顔で授業をしていたことです。たしかにはじめこそ、緊張気味の表情をしていましたが、2~3分も経つと笑顔に変わりました。

 

 不満は、課題(最近は「めあて」というのでしょうか)を、あまりにも簡単に示すことでした。もっと子どもたちを揺さぶって、たくさんのはてなを引っ張り出してから

 

「じゃあ、今日はこれについてみんなで考えようか」とか「調べよう!」

 

としてほしかったのですが、どの実習先も

 

「めあてや課題を先ずきちんと示そう」

 

ということで授業づくりをしているのでしょうか。導入でのゆさぶりはもう流行らないのかもしれません。


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平成28年度第1回目卒論発表会

第1回目は、「理論編」ということで、先行研究の検討結果と自分が作りたい授業の理念、そしてその理念に基づいた授業構成「授業モデル」を示します。

 

一人の発表時間は20分、そしてそのあと担当3年生からのコメント、さらに吉田からのコメントが続きます。

 

計算上は(発表者が9人なので)、3時間で終わるはずなのですが、途中休憩を入れたりすると4時間前後はかかることになります。学生もよく頑張りました。

 

 まだ松の内なのに、助手さんも来てくれ、会場に花を飾ったり、「吉田ゼミ卒論発表会」の表示を貼ってくれたり、感謝です。


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シャベッセ

3年生による模擬授業の会、シャベッセの3回目です。今回は、神田絢香さんが書いた卒論に基づき「川越の観光」を取り上げました。

 神田さんは、観光地理学の成果と吉田の「社会参画学習」の考え方をとり入れて、「川越の観光をもっと盛んにするために、公-共-商-私それぞれのアクターが何ができるかを考えよう」を単元の主発問にした授業を創り上げました。

 授業を無事に終えた3年生(担当)は嬉しくてはじけてしまっています。

 

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流鏑馬神事を見に行った!

うちのゼミでは、毎年とは言いませんが、結構「伝統・文化」を取り上げて卒論を書きたいという学生が出ます。今年度もそういう学生が出たので、3年生全員で毛呂山町の流鏑馬を見に行きました。残念ながら3人欠席しましたが

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秩父で カヤック!

毎年、8月の終わりか9月のはじめに3年生と秩父あるいは奥多摩に行き、カヌーで遊びます。でも、その前後には図書紹介という勉強時間があります。

 今回読んだのは、久米郁男氏の『原因を推論する―政治分析方法論のすゝめ― 』(有斐閣、2013年) でした。社会専修にいる学生にはぜひとも読んでほしい本でした。

 3年生が採ってくれた宿は、秩父駅からずいぶん離れていましたが、そのおかげで、秩父の地形や農作物の様子を見ることができました。写真を載せていませんが、秩父困民党が集結した神社というのがあって、

「あっ、学生の頃に読んだ場所はここだったのか」

と一人で感動していました。学生とこの感動を分かち合えないのが残念です。「学生紛争の頃は遠くになった」ということでしょうか。

 

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シャベッセ(5月と7月)

 この年度はシャベッセを3回やるということで、5月、7月、12月に日を設定しました。

 5月は、連休明けにシャベッセをやることにしましたが、そんなに早くきちんとした授業が創れるはずがありません。そこで、ここは板倉さんたち仮説実験授業の会の授業書によって、メルカトル図法で描かれた世界地図の穴に気づかせる授業を林、山内の2人にやってもらいました。かなり短期間のうちに作った授業ですが、楽しくする工夫があり、彼女たちのやる気を感じました。

 

 閑話休題。シャベッセの前日は、吉田の誕生日でした。4年生が気をきかせてケーキを研究室に持って来てくれました。ありがとう!!おそらく、昨年度の4年生の姿を見ていたのでしょう。

 

 7月は、宇佐美真帆さんの卒論『メディアの風評被害』をもとに、井上、中村、森の3人が模擬授業をつくりました。授業づくりの過程で3年生の仲が一層よくなっていったように思われます。

 こういう記録をつくるつもりがありませんでしたから、授業記録のビデオはとりましたが、写真はありません。終わって、喜んでいるところと後の御苦労さん会の宴会写真だけが残っていました。

 はじけている写真は、12月の授業者〔黒沢、金野、志賀、島田〕たちです。今の学生のパフォーマンス力は大したものです。

 


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