駅の東口を出ると「桃太郎像」があります。改めて、桃太郎伝説の地であることが思い起こされます。
ウィキペディアによると、2020年1月1日現在、岡山市の人口は約72万(推計)、人口密度は1平方キロ当たり913人となっています。中国地方では、広島市に次ぐ第2の人口を有し、政令指定都市として区制を敷いています。
大学が、岡山大学のほかに岡山理科大学(世間を騒がせた嘉計学園;今回の社会系教科教育学会の会場)、就実大学、環太平洋大学、ノートルダム清心女子大学、山陽学園大学、岡山商科大学、中国学園大学などがあり、予想以上の大都会でした。ただ、膝を痛めている小生には地下街や地下通路が多く、しかもエレベータ、エスカレーターが少なく、辛い町でした。
駅前のポストです
今回の学会のシンポジウムのテーマは
「AI時代に向けた社会系教科の展望」、それを受けて2日目に行われる課題研究発表のテーマは
課題研究Ⅰが 「AI時代に向けた初等社会科の授業づくり」
課題研究Ⅱが 「AI時代に向けた中等社会系教科の授業づくり」
という大胆なものでした。
私は、課題研究Ⅰの指定討論者となることを司会の松岡靖(京都女子大学)から頼まれていました。
テーマが新しすぎるということを懸念してでしょうか。シンポジスト3人とも、まずAI技術の現状及びAI技術に対する自分のとらえを述べるところから入っていました。(ああ、自分と同じだなぁ)と思いながら聞いていました。
それで、「課題研究」における私の最初の話もAI技術の現状をどうとらえているかという所から入りました。ただ、そこで与えられた時間は最大で5分。詳しく話せません。そこで、話以上に詳しいことを書いた資料を別に作り、配布しました。以下に、その二つを掲げておきました。
岩坂先生(お茶の水女子大学附属小学校)、森先生(兵庫教育大学附属小学校)、神野先生(広島大学附属小学校)、この3人の提案授業の発表は、先進的で勉強になりました。
また、会場におられる会員からの質問も、司会の松岡先生が上手に整理されていました。
でも、「良かったですね」と発表をただ褒めたり、「ご質問、なるほどと思わされました」と言っているだけでは、指定討論者の務めを果たしたことになりません。
そこで、次のような交通整理を最後にさせてもらいました。
とりあえず要点だけを書くと
AI時代(社会)に向けて、社会科は次の3種類の教育内容を持たなくてはならない。
1)AIに負けない資質・能力を育む教育
2)AIの活用により、よりよい社会を構築する力を育む教育
3)AI社会に潜む危険を知り、個人を守る仕組みを考える力を育む教育
岩坂先生の合意形成の力を育成しようとした授業、森先生の「協創」力を育成しようとする授業が1)に該当する。つまり1)の先進的な実践だと言える。また、森先生の授業は2)にも該当する。5年生の「産業学習」を単なる「産業学習」に終わらせずに少子高齢社会が生み出す問題をAI自動車を取り入れた「まちづくり」で解決できるかもしれない、という見方を育んでおり、2)の先進的事例である。神野先生の授業は、3)に該当する。まさに監視社会、個人の自由な意志の操作、この2つの危険を子どもたちに気づかせているからである。やはり、非常に先進的な授業である。
さて、AI社会に向かうために上記1)から3)の内容を社会科として扱うには不十分であるため、新しい社会科論が生まれるかどうかは、今のところ、筆者にはわからない。ただ、森先生の場合で言えば、小学校5年生の「産業学習」のところであるが、社会をよりよくするために国が何をできるかを考えさせようとすると、従来の社会参画学習論に加えて法教育が必要となる。AI自動車を実現するためのまちづくりの条件整備、AI自動車が事故を起こしたときにだれがどう責任を取るのかを、きちんと決めておかなければ怖くてAI自動車のそばに近寄れない。
また、神野先生の授業は、アメリカの Engle と Ochore の「社会科は単に社会化だけを行い社会に適応する力を育成するばかりではいけない。権力や常識を批判的に検討できる力を育成する”対抗社会化”を担う教科でなくてはならない」という考え方と重なっている。この方向で新しい社会科授業構成を生み出す可能性もある。
このようにAI技術を取り入れた新しいモノ・コトを教材に取り上げることによって、おのずと新しい社会科論が必要になってくるかもしれない。新しい社会科論は、まず実際に単元開発の中から生まれてくる可能性が高い。
では、以下に話のもととなった原稿を示す。岡山入りする前に書いたもの、そして課題研究の前日にホテルで書き直したもの、両方が含まれた原稿である。
2019年9月7日(土)、半年も早いのですが、自分の最終講義を8号館の8501教室で行いました。
社会構築主義に基づいた歴史授業が必要だということを訴えたかったのですが、前置きの部分でゴールの部分についてはほとんど話せませんでした。聴いていた学生たちは、何を言いたかったのだろうと思ったでしょう。この点は公開していますが、助手さんたちが、この日に至るまで、いろいろ準備を整えてくれました。この点、感謝しています。また、家内と娘二人も聞きに来てくれました。この点も感謝しています。
少し先の話ですが、9月8日(土)にシンポジウムをやる予定です。下に、ポスター(候補)を掲げておきます。
社会科をどうしよう、このままでは、小学校にしっかりした社会科授業が出来る教員がいなくなってしまうという危機感から計画しました。
みなさんは、NHKの人気番組「ブラタモリ」を知っているでしょうか。土曜日19:30からの45分番組です。7月14日と21日は2回に亘って、「関門海峡」が取り上げられていました。
埼玉県の川越市もずいぶん前に取り上げられたようです。残念ながら、筆者(吉田)は見ていませんでした。この川越編の時のガイドをやってタモリを案内したのが、筆者のゼミの先輩、松尾鉄城氏でした。
そこで、松尾さんにゼミ生を連れて行くから、巡検の案内をしてくださいとお願いしました。快諾してくれました。
筆者も川越は好きで何度も行っていますが、一人で漠然と歩いているだけではわからないようなことを随分教えてもらいました。学生ばかりでなく、筆者にとっても勉強になりました。
平成三十年度四月から三年生になる社会専修学生たちのゼミ所属が12月に決まりました。昨年度(平成28年度)、我がゼミを希望したのはわずか2名でしたが、今年度(平成29年度)は15名でした。全員を採るということはできませんでしたから、12名にまで絞らせてもらいました。
この人数だと、3年生になってから卒論指導をやっていたのでは間に合いません。そこで、暮れに、何をやりたいか書いてもらいました。未だ、詰めなくてはいけないものもありますが、思った以上に「社会科教育研究」の内容がわかっている学生が入ってくれたようで安心しました。何より、やる気が窺えるのが好ましい、そんな学生たちです。
こんな卒論を書きたい!!
「ネット社会における情報活用能力の育成をめざした社会科授業の開発」
K.青 木
なぜ、こうしたテーマに取り組みたいのか。一言でいえば、社会のネット化が進み、小学生もそのなかを生き抜くための力が必要とされているからである。
近年ネット環境が普及してきていて、社会全体がネットと関わる時代になっている。スマートフォン等の利便性の高い商品が開発されることにより、SNSが普及し情報伝達速度が激増した。それは、子どもたちにも関わりがある。今や小学生でもスマートフォンを持つ時代だからである。
したがって、小学生のうちから、ネットのメリット・デメリットを知り自分自身で正しい情報を読み取ることのできる能力を身に付ける必要がある。そこで、小学校5年生にある情報単元の学習の中にネット社会について本格的に学ぶ内容を取り入れてはどうかと考えた。小学校の授業を見学したときに、実際に小学生の口から「インスタ」「2ちゃんねる」などといった言葉が飛び出しており、驚かされた。
このことから、卒論において現代のネット環境の問題と、過去の歴史にあった情報活用の仕方を取り上げ、それらを結びつけた授業開発に取り組みたい。
第二次世界大戦を教材として
T.大嶋
私は小学校六年生の歴史的分野における戦争(特に第二次世界大戦)を卒論のテーマにしたい。この内容を取り扱った際に自分は子どもたちに学問的知識の他に、なにを学ばせることができるのかを考えていきたい。それを卒論のテーマにしたい。
このテーマを選んだのは、祖父と茨城県の予科練平和記念館を訪れたのが大きなきっかけとなった。私よりも年が若い少年たちが自ら志願し、入隊して戦地に赴き、戦争で命を落としたことを知り、衝撃を受けた。そこから、日本という一つの国から戦争の歴史を見るより、その戦時下で生きた人々にこそ目を向け、戦争について考えていくことの方が大切なのではないかという考えを持つことができた。
私は歴史的知識を学ぶだけでなく、この事実から子どもたちに多くのことを感じ、考えてほしい。そのためには教員はどのような学習を進めていけば良いのか、そして子どもたちがこの学習を通じてどのようなことを考え成長していくことができるかを、これからのゼミで考えを深め卒論を書いていきたい。
集団意識の育成について
K.川畑
まだ漠然としていますが、私はこのゼミで、集団意識の育成を図る公民科の授業についての卒論を書こうと思っています。
私は中学時代、学級委員として自分のクラスだけでなく、およそ150人近くの学年全体をより良くするために活動してきました。その中には、私たちの方針に背いて自分勝手な行動や言動で和を乱す者も多くいました。私の考え方が未熟だったこともあり、集団をより良い方向へ持っていくなどまず不可能だと、ほとんど諦めていました。
しかし、それではいけないと思うのです。義務教育という、社会に出るための準備期間の間に、自分が集団の中でどのような役割を果たし、また自分にはできない役割を果たしてくれる他人のためにどのように行動するのかをしっかりと自分の頭で考える必要があると思っています。そのために、中学校社会科において最後に学ぶ公民科の授業で、上述したような「集団意識」の育成を図る授業について、研究していきたいと思っています。どの単元を取り扱うかは未定ですが、子どもたちにとって比較的身近な地方自治などを取り上げたいと思っています。またこの授業を、小学生向けに行うか中学生向けに行うかについても、検討している段階です。
教育格差について
Y.佐藤
私は卒業論文において、教育格差を取り上げていきたいと考えている。教育に関する講義で日本の教育格差が拡大しているという話題が何度か挙げられることがあった。日本は世界全体から見ると先進国であると考えられていることが多いが、現状に目を向けてみると、家庭の経済的な関係で教育を十分に受けることができない生徒が多数存在する。
また日本においては「教育費の自己負担」が当たり前とされており、教育の機会が平等ではない。
これらは、平和な日本であるから目立つことのない問題であるが、将来就職やその後の生活に大きく影響を与える問題である。それが原因で児童や生徒の進路や職業選択の幅を狭めてしまう可能性が大きいからである。
このような児童生徒の人生に大きな影響を与える問題を、授業を通してを学習する必要がある。
その際には「江戸時代と明治時代の教育制度」を教材としたい。「教育格差」という避けて通れない問題に対してどのように立ち向かうことができるかを児童生徒に考えさせたいと思っている。
批判的思考力と判断力の育成を
M.篠崎
私はこのゼミで批判的能力・判断能力の育成をテーマに、授業作り、卒論を書きたいと考えています。
私は部活動で部長に就いた経験が何度もあります。その中で、部活をより良くしたいと現状に満足することなく、様々な改変をしてきました。そのときに大事だったのは、現状を批判的に見ることと、様々な意見をみんなから聞き出し、どれが適切か判断する力でした。ですから、児童にも今の生活や現状に満足するのではなく、自分自身でより良いものを目指す力を付けて欲しいと考えています。
学級の児童には相手の話を良く聞き、頭から否定するのではなく、一度はその意見を受け入れる心を持って欲しいと考えています。しかし、それと同時に批判的に見て、相手の意見を尊重しつつも、自分の意見をしっかり持ち、自分たちに必要なことは何なのか、やりたいことは何なのか、対話によって、より良いものを目指すことのできる児童を育てたいと思い、このテーマにしました。
世界と日本の教育
K.鈴木
私は高校生の時から世界史が好きでした。社会専修に入学したのもそれが理由です。そこで卒論は世界史、世界に関連させて書きたいと思っていました。
世界史ゼミでなく、社会科教育の吉田ゼミに入ったので、どのような授業づくりをするか見つけることが私の課題となりました。
いろいろ考えた結果、卒論は世界の教育を見ることで、日本の教育を見つめ直すというものにしようと思いました。世界には、日本とは違った制度で教育体制が敷かれていて、その中にはまた違った文化の中での教育が存在すると思います。日本の様々な教育のあり方を見ることも大切です。しかし、世界を見ることで日本の改善すべき点や、またこれからも発展して伸ばし続けていくことを見つけられるんじゃないかと私は考えます。
以上のことが私のテーマ設定の理由です。今はまだ世界と広い範囲ですが研究する上で、何カ国かピックアップして取り組んでいこうと思っています。
防災学習について
T.田中
私は、自然災害を媒体として活用し、身の回りについて考える力を伸ばす授業について考えています。
その理由は、2015年の関東・東北豪雨によって自分の住んでいる地域が甚大な被害にあったからです。避難所での生活を強いられる友人もおり、水が引いた後でも見たことのない光景が広がっていました。町は土砂によって茶色に染められ、通行禁止の道路もありました。
しかし、一連の水害の中で1番驚いたことは市役所の浸水です。なぜなら、当市役所は建て替えから1年未満であったからです。鬼怒川は何度も氾濫している歴史があり、近くの小貝川も氾濫を繰り返している河川です。このことが記録としてあるにも関わらず、対応策を講じないまま建て替えが行われ、市役所の機能・救援にきた自衛隊車両までもが停止しました。
この時に私は、災害が時間によって忘れられてしまう恐ろしさを感じました。この関東・東北豪雨も数十年後には単なる文字として扱われ、同じ被害が生まれてしまうかもしれません。このようなことを回避するためにも、自分の身の回りについて考える力を伸ばすことが重要だと考えています。
持続可能な社会づくりを通して社会参画力を育成する授業開発
R.萩原
私は持続可能な社会づくりを通して社会参画力を育成する授業開発をテーマに卒業論文を作成したいと考えています。限りある資源に向き合い、より良い社会を創るために自分ができることについて考え行動できる児童を育てたいと考えるためです。
次にテーマについての説明です。社会参画力を子どもたちに育んでもらうことを目的としています。今の子どもたちやこれから誕生する子どもたちが社会の参画者となったとき、現在以上に資源の問題に直面するのだと思われます。問題の解決を実現するためには、参画者がより良い社会を創ろうとする態度と行動が必要だと考えます。
最後にテーマ設定の理由についてです。より社会参画力の育成を目的とした授業を開発することが必要だと考えたためです。私は社会参画者となる子どもたちにどのような力を身につけさせるために授業を行うのか考えながら卒業論文を執筆したいと考えています。また、特に持続可能な社会づくりに関連した授業を研究し開発することで、社会参画力の育成を目指そうと考えています。
共生する力を育む授業の開発 ~グローバル化が進む社会のなかで~
Y.堀井
私は卒業論文で、外国人居住者の増加を捉え、そこから価値観の多様性を受け入れることができる子供を育てる授業を開発したいと考えている。
テーマの設定理由は、二つある。いずれも自分自身の経験に基づくものである。
一つ目は、地域の特色や変化を捉えることができるからである。私の住む町では外国人が増加しており地域の様子に変化がみられる。私が通っていた小・中学校も外国人が多く在籍していた。このように町の特色を捉えることは、地域について考える力を養うことにつながると考える。また、グローバル化を身近に捉えることができる。
二つ目に、相手を受け入れて行動する姿勢を育てたいからだ。外国人の増加で違う価値観を持つ人と共存していくことになる。私が小学生だった頃、クラスの外国人をあまりよく受け入れないという風潮があった。しかし、子供にはどのような相手にでもそのような差別的な考えを持ってほしくない。自分とは違うからと突き放すのではなく、どうすれば共に生きていけるのかを自分たちで考えて行動できるようになってほしいのである。
このように、社会に出て様々な考えをもった人と出会った時に、どうすればいいのかということを身近な環境から考えさせたい。
価値選択力の育成をめざした社会科人物学習の開発
K.松木
私は吉田ゼミで、歴史上の人物の生き方や価値観を学習することを通じて、これからの社会にはどのような生き方や価値観が必要か、ということを児童に考えさせる授業を考えたいと考えています。
なぜこのテーマで卒論を書きたいのか、理由は2つあります。
まず1つ目は、小学校の社会科の時間がつまらないものであったからです。私は、小学校の社会科を受けていた際、特に歴史を学んでいた時、昔の人物や事件について学んで、どのような意義があるのだろうか、ただ覚えて知るだけで何か身になるものだろうか、と疑問を抱いたからです。
2つ目は、社会科が児童の公民的資質を育成することの出来る教科だからです。これからの日本を担う存在として、自らの意見や考え方、その判断基準を学び将来に役立つスキルを身につけさせたいと考えました。それは、歴史上の人物の生き方や価値観を学び、それらを自らに照らし合わせ考えさせることで達成できる事だと考えました。
以上のことから、このテーマで卒論を書きたいと考えています。
自立力の育成を図る公民科の授業
M.和田
私が現時点で、卒論で書きたいと思っているテーマは「自立力の育成を図る公民科の授業」です。自立とは自分一人でしっかりと物事を考え、自分の行動に対して最後まで責任を持つことを言います。
なぜこのテーマで書こうと思ったのかを簡単に述べると、私自身がとても流されやすい人間だからです。私は、何かクラスや集団で話し合いをしたときなどに、周りの人の意見の方がすべて正しいと思っていて、人の意見に合わせてしまうことが多かったです。こうして人に頼ってきた分、考える力が他の人より欠けていると今でも思います。
この経験を生かし、何が正しい、間違っているではなくそれぞれ一人一人が一つのことについて「それで大丈夫なのか?」「もっと良くならないのか?」とより深く考え、社会の一員としての自覚を持ち、その先を考えていくということが大事だと思います。そのために、まだ確定ではありませんが、実際に公民科の授業の中で男女平等や差別などの、いくつかの現代の問題を取り扱っていき、最終的には、私たちは今後それを解決していくためにどう行動していけば良いのだろう?と考える力(=自立力)を児童や生徒が自然とつけられるような授業を開発したいと思っています。
来年度の9月、第1土曜日あたりに卒業生、ベテランの先生方を発表者にして、大々的に研究会を行うという構想を建てました。
この3月に卒業したI君とWさんは、見込まれてなのか、来年度埼玉県が行う全国社会科研究会の会場校に4月から勤め始めました。彼らに、その取り組みについて話してもらい、私と何人かのベテラン教員が社会科を改善するにはどうしたらよいかというテーマで提言をする。さらに、「だるまづくりにチャレンジ」というワークショップコーナーを設ける、というのが大筋です。
ゼミ生の働きに期待しなくてはいけません。 (平成29年9月10日、吉田記)
8月4日と5日に、今年度第2回目のシャベッセを行いました。
4日は、北海道上川郡東神楽町立東神楽中学校の中村先生が、「日本の人口問題」(中学校公民)の模擬授業を、5日は吉田が「ウソアニアに倣って、明治日本の美術政策を!」(中学校歴史)という模擬授業を行いました。