(今までに指導したことがない。でもこの学生の生き方と深いところで関わっているようだし、社会科論を広げていくうえでも意義がありそうだ)というテーマが学生から出てくると緊張します。
特に、社会科教育研究論文の中に先行研究がないときは、学部生にやらせていいのだろうかと悩みます。でも、分野が違っていてもしっかりした研究が一般に出回っているときにはチャレンジさせることがあります。やはり、学生の思いに応えたいと思うからです。
今回はどれだけ応えられたか。
もう一つ、印象的だったのは、卒論発表会で在学生が卒業生に「自分たちの卒論て、現場で役に立つんでしょうか?」という質問を出していることでした。
役に立ちます。5年後か10年後か、卒論のテーマとその人が教師になってからどれだけ授業づくりの腕を挙げるかによって、年数は異なりますが。安心と自信をもって卒論に取り組んでください。
一人20分(模擬授業とそれを行うために必要な説明)、そしてそのあとペア3年生(1人)と吉田のコメントという具合に進行します。
この年は、1時から始まって5時頃に終わりました。